帯芯について

当店では帯芯にもこだわりを持ち、1点1点のお品物に合った帯芯にてお仕立てさせて頂いております。

綿芯 オプション帯芯 絹芯 ウール芯 夏芯 カラー芯

通常の綿芯

袋帯用 名古屋帯用


  

袋帯用 60番

袋帯は生地質が厚く、張りのある帯地のお品が多いので、帯芯は薄手で軽いものを合わせております。
薄手とはいっても、細い糸で密に織り上げられている上質な帯芯です。
お仕立ての際、帯芯が帯の中で浮いてしまわないよう、帯芯の表面が起毛しています。

  

名古屋帯用 64番

塩瀬や縮緬以外、程よく生地の厚みのある名古屋帯に合わせております。
名古屋帯は袋帯よりも帯地の厚みが少ないので帯芯に厚みを持たせております。
袋帯同様、細い糸で密に織り上げられた、起毛タイプの帯芯となります。

  

名古屋帯用 18番

塩瀬や縮緬地など、柔らかな生地の名古屋帯に合わせております。
64番よりも厚み・重さがある帯芯ですので柔らかな生地の帯でも、お太鼓がくたっとせず、きれいな仕上がりとなります。
袋帯・名古屋帯用64番と同じく、細い糸で密に織り上げられた起毛タイプの上質な帯芯となります。

オプション帯芯

絹芯 ウール芯 夏芯 カラー芯

  

絹芯


絹糸で織り上げられた、軽く柔らかな仕上がりとなる帯芯です。

重さのある袋帯へ入れられますと、長い時間ご着用の際にも疲れにくくなります。
また、通気性も良いので、夏物の袋帯や張りのある麻の名古屋帯へ入れられますと、暑い夏でも涼しくお召し頂けます。

こちらも帯地との接着がよくなるように、起毛タイプとなります。

塩瀬や縮緬等の柔らかな生地質の名古屋帯・袋帯ですと、お太鼓を作った際、くたっとしてしまいますので、あまりお勧め出来ません。

  

ウール芯


ウール糸を使った、重さのある帯芯です。

塩瀬や縮緬の名古屋帯・柔らかな生地質の袋帯にお勧めです。
名古屋帯18番よりも張り、帯芯表面の起毛を立たせておりますので、帯地になじみやすく、よりきれいに仕上がります。

パインガード加工(防虫加工)が施されているのも特徴です。

  

夏芯


ポリエステルとコットンを使い、その他の帯芯とは異なるメッシュのような特殊な方法で織り上げられた帯芯です。
汗を吸収し、また通気性が良く、速乾性に優れておりますので、夏帯にお勧めです。
防カビ加工も施されております。

張りがあるので、柔らかな帯地にも合わせられます。

    

カラー芯

 


定番の黒だけではなく、10色程ご用意しております。
スワトウ刺繍の施された帯や、開き名古屋帯仕立て・松葉仕立てにされる際、カラー芯ですと、帯芯を伏せずに見えていてもお洒落な仕上がりとなります。

帯芯のお色をきれいに出すよう、薄手の生地となっておりますので塩瀬や縮緬等、柔らかな生地質には向きません。